アガベ・ハリシー
Agave harrisii
Agave harrisii
Trelease によって記載された、ジャマイカに分布するカリブ系原種。乾いた石灰岩地に自生する。島嶼性で低温に弱く、温暖な管理が必要。流通はごく稀。POWOで正名として受理されている。 種小名はジャマイカの植物学者ウィリアム・ハリス(William Harris)に捧げられたもの。生育地のコックピット・カントリーは標高約600mの蜂の巣状に浸食された石灰岩台地で、風化して赤土となり、年間3000mmを超える降雨は地下水系へ速やかに吸い込まれる。乾いた海岸石灰岩に生えるA. soboliferaとは対照的な、森に覆われた多雨環境に育つ点が特異。 年間降水量3000mmを超える多雨で樹林に覆われたカルスト台地に自生する。
特徴(形態)
無茎で子株を出さない単幹性の大型種。葉はやや光沢のある濃緑色で、細い披針形、先端に向かってなだらかにとがり、ほぼ平坦。幅約15cm・長さ100〜125cmと細長い。頂棘は赤褐色で滑らかに光り、やや波打つか外へ反り返る円錐形で、基部側が細く溝状にくぼむ。長さ10〜15mm・太さ2mm。縁歯はごく小さく長さ2mm足らずで、10〜20mm間隔にまばらに並び、直立または湾曲した細い三角形。しばしば乳頭状に盛り上がった緑色の突起の上につき、歯と歯の間の縁は直線的かややくぼむ。花は黄色で長さ45〜50mm。
西インド諸島産アガベ群の一つ。
詳細スペック
| 葉の色 | 緑色 |
|---|---|
| 棘の色 | 赤褐色でつやのある頂棘、縁歯は2mm未満とごく小さい |
| タイプ | 原種 |
| グループ | その他原種 |
育て方
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