アガベ・ルッテニアエ
Agave rutteniae
Agave rutteniae
Hummelinck によって記載された、カリブ海南部のアルバ島周辺に分布する原種。乾燥した海岸性の低木林に自生する。島嶼性で低温に弱い。分布が限定的で、栽培株は非常に珍しい。POWOで正名として受理されている。 種小名は、記載の元となった1930年の西インド諸島調査を率いたRutten夫妻のC. J. Rutten-Pekelharing博士に捧げられたもの。花序全体から花柄の中ほどまで多数のムカゴ(bulbil)をつけて栄養繁殖する性質が強く、Hummelinckが計測した38本の花序のうち結実したのは18本のみだった。アルバ島の絶滅危惧植物リストの上位にあり、すでに野生では絶滅した可能性も指摘される。 内陸のホーイベルフ山斜面の火成岩礫地に生育する。
特徴(形態)
無茎で子株を出して群れる中型種。ロゼットは直径90〜150cmで葉数は少なめ。葉は長さ44〜68cm・幅7.5〜9cmの狭い楕円形〜披針形で、中央かやや上で最も広く、基部は幅4〜5cmの細長い「首」となる。ほぼ真っすぐか軽くS字にうねり、先端がやや上へ反る。葉色は緑〜白粉を帯びた灰緑色。縁棘は10cmあたり9〜17本と密で長さ4〜5mm、細い針状で下向きに湾曲する。頂棘は針状でまっすぐ、長さ22〜28mm・太さ2〜3mm。花茎は200〜350cmで、花序全体にムカゴ(bulbil)を多数つける。
オランダ領アンティル(ABC諸島)産の希少種。
詳細スペック
| 葉の色 | 灰緑色〜緑色 |
|---|---|
| 棘の色 | 褐色の縁歯 |
| タイプ | 原種 |
| グループ | その他原種 |
育て方
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出典
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